来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

背中をさする

幼い頃の古傷がけっこ痛みだし(右足首と右ひざ)、おそらくその痛みをかばう歩き方・姿勢のせいか?腰まで痛み出したので、現在、整体に通っています。友人からの紹介で人生初の整体院でしたが、先生自体がゴッドハンドなのですべてが癒し系で安心しきってます。

 

先日、ちょっとストレスがたまり、自律神経が乱れているような気がしたので、簡単に整えられる方法を先生に教えてもらうことになりました。それがとても簡単な方法だったんです。


「背中をさする」


ベッドにうつぶせ寝になって、10分間ほど背中を両手でぐるぐるとさするんです。
これは3ヶ月毎日続けた方がいいらしいので、パートナーが必要になってくるんですが・・・。
ゴッドハンドに背中をさすってもらっているときに、ふと思い出しました。
誰かが悲しみに打ちひしがれている時、具合が悪い時、私たちはなんの違和感なく背中を繰り返し繰り返しさすります。子供の頃、お母さんにさすってもらった経験が誰でもあるかと思います。特に具合がよくなるわけではないですが、とっても安心してしまい、眠気さえも出て来ます。(私だけかもしれませんが)

おそらくこれは、人の手、に限ったことかもしれません。

なぜ背中をさするのか、理由は聞かされたことはないけど、自律神経を整えるための行為なのでしょうか。

そこで、まあ、なんともいかにも素人の安っぽい結論に達しました。

先月NHKスペシャル山中伸弥教授とタモリが人体の神秘にせまる内容をやっていました。第1弾は肝臓の特集。
ざくっと言うと肝臓が身体中臓器に情報を発信して働きをコントロールしている、という、しかも、脳からの指令ではなくて肝臓がかなめになっているという内容で、ほほう!と興奮しました。
そうか、背中をさするということは、臓器を体の裏側からさすることではないか!?そして臓器が活性化されて、自律神経が改善の方向に向かうのではないか!?

山中さんも苦笑いか、ま、スルーかもしれませんが、そんなところにたどり着きました。ぜひ、ご家族で毎日背中をさすってみてください。ほんと気持ちいいですし、夫婦・カップル・家族円満ですよ、きっと。
人の手の効果はすごいです。

 

*文章と関係ありません

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アザミ(Cirsium) 生薬名:大薊(ダイケイ)





束の間の・・・

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カツラ (Cercidiphyllum japonicum)

思わず上を見上げる。太陽の光ってこんなに強かったかな?太陽ってあったんだ・・・。
ながい、ながい秋雨の合間に見せてくれた青空。そしていつのまにか色づき始めたカツラ。雨上がりの雑木林はふわっと甘い甘い綿菓子のような香り。

正体はカツラの落ち葉。久しぶりに世界に透明感を感じる。
穏やかなささやかな一瞬の幸せ。

が!しかし、この次の日から台風22号の影響でまたまた長雨・・・。閉口ぎみな10月でした。

 

初めての重陽の節句

これを書いている本日、10月28日は旧暦9月9日で重陽節句」。

重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、9月9日のこと。旧暦ではが咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。

陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものである

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた[1]。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。

wikiより。
と、ここまでえらそうに紹介したけれど、重陽を知ったのはつい昨年のこと。「え?なになに?じゅうよう??」と読んでしまった。それくらい知らなかった節句で、あまり実施されていない世間のせいにちょっとだけしてみた。

生薬としても使われる菊の花。生薬名はそのまま菊花と書いてキクカ。自分の中で一番インパクトある使われ方が、クコシ(枸杞の実)と組み合わせることで目にぐっと効果的になります。「杞菊地黄丸」という薬がとても有名です。

この節句では菊の花びらをふんだんに使うらしい・・・らしい、菊は割とリーズナブル♪しかも今の時期はは八百屋さんで1パック200円で売られているので、私にも気兼ねなく使える、ということで自分の生活にも取り入れてみました。まずは菊湯。菊の花びらをお風呂に浮かべて浸かるんです。花をお風呂に浮かべるなんて映画でしかみたことがありません。それもバラ・・ローズ♡とかそんなハードル高いため、やったことありませんし、試みたこともありません。でも今回はお節句、ですから・・・。
やってみました。

 

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見た目はちょっぴりファンタジックで、かわいらしい。私の趣味ではないが、たまにはこんな雰囲気もいい。ということで、ルンルンで入ってみました。

香り・・・ちょっと草っぽいというかワイルド?あまり香りは高くなく、ほのかな感じ。決して甘くない。菊の花の香りは邪気を祓うと言われていたらしいが、確かにそんな厳かな感じはあるかも。

味・・・食用菊で試したので食べてみた。特別な味はなく、たくさん口に入れるとほのかに苦いだけ。

総じて・・・特に気分があがるものではない。正直な感想、邪気を祓うどころか、花びらをはらうので大変。最後はザルですくうという作業で、いったい私は何をやっているんだろうという虚しさがちょっぴり。

ということで、気を取り直して大好きなお酒に花びらを浮かべる、という楽しみ方で初めての重陽節句は無事終了!来年はもうちょっと、、こう、情緒ある重陽の演出をしたいな・・・。

気になる方(再び)

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ナンバンギセル(右)とツユクサ(左)

10月に始めにアップしていたこの写真、編集しようとしたらまちがって文章まで消してしまったので再度写真だけアップしておきます。
ナンバンギセルは同じ仲間(ハマウツボ科)も生薬として使われています。イネ科に寄生しているのひっそりと生きているのかと思いきや、夏にひょっこり顔を出し思った以上の存在感。毎年、気になりどうしても探してしまいます。

その隣に、安定した上品さのツユクサ
肌寒い秋雨が続きますが、昨日雨に打たれながらも咲いていたツユクサを見つけました。

サンソウニン 

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サネブトナツメ  生薬名:酸棗仁(サンソウニン) 



赤く熟した果実の中の種子が生薬になります。
ナツメより一回り小さく、味も酸味があり果肉も少ないです。
種子を粉状にした事がありますが、油分が多く、香りは味噌のような発酵物のにちかい香りでした。

主な薬効は
鎮静で、イライラや不安などを安定させ不眠症改善にも応用されています。

私も服用した事があります。不眠症ではなかったのですが、仕事のストレスで気が高ぶったまま布団に入っても落ち着かない日が続きました。変な夢を見たり、、と寝ている時も精神状態があまりよくなったと思います。
そんな時に処方してもらった湯薬(生薬をグツグツと煮出す煎じ薬)に、サンソウニンが入っていました。他にも鎮静効果のある、リュウコツやボレイなども。

それが効くんです。速攻、穏やかになって眠くなる!という感じではありませんが、なんとなく高ぶっていたものが、ストーンと落ち着くと言うか。そのあと、いつのまにかすっと穏やかに寝れる。(ただ、単純に眠くなるわけではないので新薬の入眠剤とは違います。)

サンソウニンは一説によると、平安時代には日本に薬用で入ってきているようです。不眠症は現代病の一つですが、昔の人も寝れない日があったんでしょうか。どのような症状の時に使っていたのか気になります。
平安時代ですから、月の夜の晩に想い人に当てた歌を書いていたら、気持ちが盛り上がったり、逆に想いすぎて不安になってなかなか寝付けない・・・そんな時にサンソウニン先生の登場だったかもしれませんね。
えへ。

思い出の金木犀

 

9月も下旬になると、ふっと秋風・秋空を肌で感じ空気で季節が移り変わるんだなあっていうのがわかり、ああ、また過ごしやすい時期がやってきてくれてうれしくなる。

 

朝、電車に乗り遅れそう!とバタバタしながら勢いよく玄関を開けると、ふわ〜〜んとどこからか覚えのある香りが漂ってくる。
あれ?もしかして、もしかすると?
小走りの足を思わず止め、香りの記憶をたどる。

あ、金木犀。

そうだ、確かあそこにあったな。

いい朝だ。

香りとは記憶だ、いろんな感情や記憶がよみがえる

ほら・・・

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さ、どうぞ

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ね?

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もう少し、

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さ、記憶に到達。
そう、小学校のトイレの横に大きな金木犀がありました。いつもトイレの匂いと金木犀の香りがまざってしまい、金木犀の香りっていいな。。と思ったのはもうちょい大人になってからでした。

 

金木犀はシロップにしたり、お酒につけたり。(有名なお酒は桂花陳酒。とても香りがよくて、ストレートの飲み方が好きです。生薬:桂花)花が開くとすぐに香りがなくなるので、つぼみを使うか、開花したらすぐ使用した方がいいらしい。

 

疑念と効能

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ハトムギ・生薬名:ヨクイニン

最近になって、以前からあった首回りの小さな「イボ」が気になり始めた。イボというより、ほくろにまちがえるようなぶにょぶにょしたものではなく、私が気になっているイボはほんとーに小さくて注意しないとわからないもの。

 

なのでネットで調べてイボと分かった。一応女性なので、これが増えるのもいやなのでなんとかしたい。そうだ、イボと言えばあれだ。

 

ハトムギ
生薬名はヨクイニン
どちらとも昔から美白効果があるとされています。

ハトムギ茶、ハトムギ化粧水、いろいろあるけど、生薬としてのヨクイニンの方が効果はシャープかもしれないと思い、今3週間ほどガンガン服用中。効果のほどは、、、イボは増えることなく減る事もなく、正直わからない・・・・。

 

私の義姉も同じ「イボ」

で、皮膚科に行き、老化現象のひとつ、と言われたらしい。そうか、そうだよな。老化現象が出てくる歳だ。おそらく老化現象で出てきたものは、いくら生薬でも効かないんじゃないか・・・という疑念がちらり。

 

さらには、ハトムギお手玉の中に入っているジュズダマと同じ仲間で姿形がとても似ている。私は幼い頃お手玉がほとんどできず、お手玉で楽しむおばあさま達がサーカス団に見えた。(注:お手玉が流行っていた年代の子供ではない)
今でもハトムギを見ると「お手玉ができない!!」自分を思い出す。それは、今ヨクイニンを飲んでいる効果にとても響くような気がしてならない。つまり曇りなき眼で生薬を飲むことが大事!(笑)

なんだか、こんなこと思うのも老化現象なんだろうか。という疑念がちらり。
お手玉なんて知っている若者はいるんだろうか)


ハトムギには罪はまったくないが、まずはブログでお手玉なんて単語を出したり、この「老害」のような疑念を取り除く生薬が必要か??