来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

はじめまして 来双船です

前回の植物や生薬名の続き。常々、自分の本名のひびきとビジュアルはかたいなあ、、と思っており、ペンネームというものにあこがれていました。そこで考えた活動名が↓です。植物っぽいしたいと考えましたが、船になりました!

「来双船」 始めます

きそうせん
「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。
(来双は造語です)

薬草を中心にさまざまな草木の撮影をしていきます。
単なる草木が薬草と知ると魅力が増し、さらに薬効を意識すれば効果が倍増します。
私が撮った「薬草」の写真を乗せた船が、必要としてくれる場所にたどり着き、
誰かの非常時にさしあたりのものであったとしても、その「薬効」を発揮してもらいたい。
そんな思いを込めています。

 

薬草・草木に関わる企画も行っていきたいと思っています。
薬草と12星座を組み合わせてみたい!など。
お気軽にご相談ください。

 

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夏の終わりと呪文と

明日から9月。まさかの8月最終日!なのに台風15号の影響で、東京は昨日の夕方から天気がぐずついてます。

先日行った高尾の森ではセンニンソウが咲いていました。夏の終わりに花が咲き始め、まとまって咲くので、電車からの窓越しなど遠目で見ても「あ、咲いてる」ってわかります。(あ、って思ってもかなり似た花「ボタンヅル」もある)
秋にはふわふわの綿を付けた風車のような形をした特徴ある果実を付けます。雰囲気あるので秋に見つけたらまたアップします。

 

この「センニンソウ」、同じ仲間のボタンヅルの根は生薬の「イレイセン」です。主に痛み止めで、有名どころでは漢方の疎経活血湯に入っています。センニンソウは葉も民間療法で使用するのですが、毒性が強いので私はまだ試していません。毒性が強くても薬!・・・なんだか魔女の鍋に入ってそう。


魔女と言えば呪文・・・・

 

センニンソウ、イレイセン、、センニンソウ、イレイセン、、耳に残る呪文のようです。植物や生薬名って響きが独特です。そこで私も植物名から習い、ある造語を作りました。それはまた次回。

 

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4枚の長細い白い花びらのようですが、花びら(花弁)ではなく萼片(おしべやめしべを包んでいるもの)です。とても似た花にボタンヅル、があります。葉がまったくちがうので要観察です。

地味だけど

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チェストツリー(チェストベリー)
花が咲いてました。

女性ホルモンの分泌を正常化する働きがあるため、月経不順だったり(この月経不順も子供に聞かれたらなんて答えよう・・・1つ前の記事参照)、母乳の出をよくするために使われているようです。使用部位は実。
香りは葉も、実も、独特なちょっとスパイスのような・・・コショウぽい。

それより、私はこの葉の形と、花も葉も落ちて実だけになった樹形がとても好きで、毎年飽きずに撮ってしまいます。クマツヅラ科なのに、葉がセリ科に似ており、花も他のクマツヅラの仲間より気品がある。メジャーな植物ではないけど(たぶんハーブの中では地味だと思う)、大げさだけど、なぜか出会えてよかったと思える方です。

子供に聞かれたら

今年こそは、アサガオを夏の光できちんと撮りたいと思っていたのに、東京は8月に入ってからまさかの雨の日々で、近所に咲いているのにスルーしていました。気づけばもうすぐ9月なので、あわててスマホで撮る。

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知り合いの家にお邪魔している時に、小学校1年生のお子さんが学校で育てていたアサガオを持って帰ってきました。いろんな葉をちぎっては匂いを嗅いだり、と植物に深く興味を持っている女の子。

以下、私との会話
私「花が終っても、秋になったら種ができるか楽しみだねー」

女の子「種はどうやって取れるの?」

私「花が終って落ちても、そのままにしてね。そこに種ができるんだけど、カラカラに茶色になるまで待ってね。」

女の子「へえ、秋かあ。うん。」

私「(そうだこの子はもしかしたらの、もしかしたらだけど)あ!種は食べちゃだめだよ〜。下痢になっちゃうよ。」

女の子「下痢って何?」

私「下痢ってねえ、う◯ちがねえ、シャーってなるんだど・・・」

学んだ、子供と薬草の話しをするときのために、体の症状を具体的に伝えれる様になっておこう。

 

そう、アサガオの種は毒性があって下剤として日本に入ってきたようなのです。便秘が常の私ですが、アサガオの種は未経験。なので効能は語れませんが、みなさんお気をつけ下さい。そして学校の先生もこの知識は知っておいて欲しいです。

 

 

因幡のイエローラビット

古事記因幡の白兎という話しの中に、かなり痛めつけられた(残酷な痛めつけられ方なのでここでは省きます)ウサギがガマの”花粉”で回復するという場面があります。止血という使い方のようです。

ガマ(蒲)とは・・・・

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%9E

 

現在も蒲黄(ほおう)という生薬名で、やはりこちらも止血で使用。しかも炒めたもの使用する場合もあり、経緯はナイショですが自宅フライパンで焦がさない様に丁寧に炒めた経験があります。花粉、、、あの花粉です。花粉症という現代病がありますが、その花粉!へらでひとかきするだけで、いちいち花粉はふわりふわりと舞います。こんなに大量の花粉を扱った事がないので戸惑い、周りのものや着ている服も黄色に染まっていきました。

で、古事記にもの申すわけではないですが、
因幡の白兎ってなんで白なんでしょうね。花粉まみれになって回復したなら、結果的に黄色うさぎさん?ってどうでもいい疑問がふくらんでいきました。

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草木のぐるり

2月に「薬草日記」というブログを立ち上げたのですが、すぐ調子に乗って高度な事に挑戦したら見事に記事すべてを消してしまいました。懲りずにブログ名もあらたに植物について、私が勝手な思いを綴る予定なので、お時間ありましたらぜひのぞいてください。

薬草を軸に書いていくつもりですが、元々は「薬草」と呼ばれても大まかには普通の”草木”なので、治療・癒し目的に関わらず人と植物の関係を考えていきたいと思っています。

 

いつまで続くわからないけど、ブログを終える時がきたら、これくらい↓の知識量になって植物の引き出しが多くなっていたらいいな。
(理想の書斎:東京都多摩市にある施設の植物相談窓口)

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