来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

年末の青空、白い揺らぎ

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今日の青空と光はとても潔く、気持ちがいい1日だった。

少し風も強かったので、ススキの穂も大きくゆれて種がちらほら飛んでいって遠くまで風に吹かれていました。そんな様子を動画に収めようと1時間ほどねばったのですが、カメラを向けている間はまったく、飛んで行ってくれず。

まだまだ1時間のねばりでは甘いんですが、体も冷えてきたところであきらめてしまいました。そのうえ動画を編集してブログにアップしようと思ったのですが、
こちらもなかなかうまくいかなくて、静止画に編集してアップ。

 

年の瀬

冬はご高齢者が突然亡くなることが多い。
しかも、だれだれさんが亡くなったと思ったら続けて、誰々さんも。と続くような。。
私の実家地域は高齢者が多いので、毎年そんな話題を母親から聞きます。

 

朝、早い時間に私の携帯電話に母親から留守番電話が入っていました。
「すぐに折り返してほしい」

 

ああ、うちもとうとうか、、父親が倒れたかな?と思ってあわてて折り返しました。
(両親はけっこう高齢

 

私「どうした?」

母「あのね、ネット使用料金が未払いです。ってメールがきたの。お母さんはネットなんて契約してないから使っていなんだけど、メールがきたの。これはどうすればいい?」

とけっこう、あわあわしている様子。

はは~~ん。私のところにたまに来る詐欺のショートメールだ。

母「電話番号も書いてあるの。ここに電話する前に○○(私)に確認しようと思って」

私「教えて。・・・・・(すぐにネットで調べる)あ~、やっぱり。詐欺の電話番号って出てきたよ。もちろん電話かけちゃだめだよ。かけたら大変なことになるから」

母「わかった、ありがとう。よかった、かけないで。」

 

これで、よし。と思っていたら、また母親から。あわてている様子。

母「明日までに振り込まないと法的な手段をとるとも書いてある!!」

私「だから、、大丈夫。そんなの無視!無視!」

母「だよね~。」

 

ああ、なんか年末っぽいなあ。

気が焦ってしまう時期をねらったのか?あわてて引っかかる人もいるんだろうな、気の毒に。せわしい世の中、せわしい時期でもマイペースでどっしりとして生きている植物たちを見習って過ごしたいものです。

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ヘタだけど・・・ヘタに下手なことは言えない

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「カキ」 カキノキ科カキノキ属   (に乗っかってるメジロ

住んでいる部屋の目の前にあるカキノキです、甘柿か渋柿かわからないのですがメジロが一生懸命に熟した柿をつっついていました。体よりも大きい柿でしたが、しばらくしたあと見に行ったら皮だけが残っていました。おなかパンパンだろうに、ちゃんと飛べたんだろうか。

 

民間薬としてしゃっくりが止まらない時に、柿のヘタを煎じる使い方があります。しゃっくりしすぎで肺が筋肉痛になりそう!という時に、前の年に取っておいたヘタを試したことがあります。残念ながら私には合わなかったのか、しゃっくりは止まず無情にもオエ!っとむせ返す始末・・・。
あとで知ったのですが、これに丁子(グローブ)を足すんだそうです。単味じゃない使い方が薬っぽい。

 

生薬としてもちゃんと存在しており、柿蔕(シテイ)という名前です。
匂いはそんなに感じません。姿形はヘタそのままなので、ちょっとおどろきました。なんだか説得力がないというか、「あ、やっぱりヘタなんだ・・・」って。
漢方薬で大手の製薬会社から、ちゃんとエキス剤として存在しています。

小太郎漢方製薬|商品情報 > ネオカキックス細粒「コタロー」

名前がすごい「ネオカキックス」

それにしてもヘタなんて捨ててしまいそうなのに、柿はヘタが大きし硬いから目立つので、使ってみようか!何かに効くかもしれないよ!というノリだったのでしょうか。
(もしかしたら、他の果物・野菜のヘタも何かの成分をギュッと含んでいるかもしれません。)

葉も使用します。「柿の葉茶」が有名で、ビタミンCが緑茶より豊富で。タンニンも含んでいるため飲み続けたことがあります。効果のほどはよくわからないまま、普通に緑茶に戻ってしまっていますが・・・。
あと、「柿の葉寿司」とかありますね。すごいな、柿!

でも私は薬草としての柿ではなく、白ワインのつまみとして、「あんぽ柿」とクリームチーズを一緒に食べるのが好きです。

あたたかいものには巻かれろ

数年前から秋から冬は腹巻をするようになりました。もう手放せません!秋口は薄手のもの。徐々に厚みを増し、どんどんウエストが太くなり冬はベルトいらず。イメージはこんな感じ。

 

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松の木の腹巻きです。
松の木だって寒いんです。お腹を冷やしたくないんです。・・・ではなくて、害虫駆除が目的のこも巻きです。駆除が目的だったのですが、近年、実は駆除効果はなくて逆効果であることが証明されたらしいのです。


皇居や京都御所などの松はこも巻きをやらなくなったとのことですが、まだまだ見かけますね。なんとなく、視覚的にあったかくて気持ちもほっこりするので、いいんですけどね。松の木にとってみたら余計なお世話なんでしょうか。

 

こも巻き、

今日、見つけてしまったので、正月感あるけど、 メリークリスマス

 

ハニーの思い出 1

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「カツラ」学名:Cercidiphyllum japonicum

桂の落ち葉は甘い匂いがするんだよ、ってことを教えてくれたのは植物生態写真家の埴 沙萠さんでした。私の最後の写真の師匠。桂の木は葉の形がハート型なので大好きだったのですが、落ち葉までは注目していなかったので驚いたの同時に、自分の観察力のなさを恥じました。

 

写真は2年前のもので、
精油の作り方をまねて(精油は水蒸気蒸留で作られます。つまり家庭で使う蒸し器のようなもの)、おもっきり手抜きの手作り芳香を楽しんだものです。
桂の落ち葉を拾って来て、熱湯につけてます。ほんの数分間だけでしたが、ふわ〜と甘いやわらかいキャラメルのような香りが部屋に広がりました。毎年の楽しみ。

 

埴 沙萠さんとは桂の落ち葉の下で、香りを楽しみながらブランデーを一緒に飲もう!と毎年のようにメールでやりとりしていたのですが、タイミングがあわず実現しなかったんです。この時期になると、いっつも思い出すんです。

GOLDEN HARVEST!

12月22日、今日は冬至ですね。今日の日を境に光の季節へと!

都内にある植物園の入り口に、コンテナいっぱいのカリンが置かれていました。しかも大きい!受付の方いわく、園内にあるカリン林にたくさん落ちているものを毎朝拾っているんだそうです。
園内のものは落ちていても拾ってはいけないのですが、許可を得ているものなので、図々しいですがカバンに詰め込むだけつめこんで、たくさんいただいてきました。
ついでに銀杏も!


カリンは年によって実の数がちがうらしいのですが、今年は豊作だったのかもしれません。柿もよく取れたようで、あちらこちらから「たくさんもらったので干し柿した」とか「今年はよく柿を食べた」と聞きます。

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カリンはそのままでも香りは高いので、部屋に置いて芳香として楽しんでいます。6畳の私の部屋もふわっとカリンの優しい香りに満たされています。触っただけでも指に匂いが残るので、PC作業中についつい指をくんくんしちゃったり。
ただ、そのままではとても硬くて食べれません。

そこで、初めてカリンのはちみつ漬けとカリン酒を作ることに。
カリンは民間薬の咳止めとし有名な果物です。作り方をネットでしたらべていたら、はちみつ漬けは3ヶ月・カリン酒は1年漬け込まないといけないらしく、これでは冬が終わってしまうなあと一瞬考え込みましたがとりあえず作ることに。

種も効能があるとのことなので、一緒に漬け込みした。
どんな出来なるのか数ヶ月が楽しみです。
ちなみに、今年の冬にいろんなスパイスをお酒に漬け込んだのですが。氷砂糖を遠慮して少量で作ったところ、全くおいしくなく、楽しく飲めるお酒にならなかった経験をいかし、今回はちゃんと適量で作ったつもり。

あ〜〜、楽しみ。

 

いつもなら八百屋さんで購入するユズも、今年はたくさんもらったので大好きな柚子茶が〜〜♪しあわせ。

そしてこの色!golden harvest

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左から カリン・ユズ酒 カリン・ユズのハチミツ漬け

 

似て非なるもの

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ツワブキ」 キク科ツワブキ属  学名:Farfugium japonicum

これを撮影した12月中旬、風が強くて日中でも10℃を下回る寒い日でした。こんな日でも明るい顔でいてくれるツワブキの黄色い花。葉も艶があるので、ひときわ目を引き、冬はどうしても思わず撮ってしまいます。

もう少し季節を先に伸ばすと、フキノトウの時期がやってきます。フキノトウが終わったらフキも食べます。葉も食べることができるらしく、捨てるところがない。

ツワブキ」と「フキ」は姿形はとても似ているのに、分類学的には別物で「フキ」はキク科のフキ属となっています。ちょっと複雑な事情があるんでしょうか。キク科の枝分かれが難解なので、手を出したくない種類ではありますが、キク科の植物はなんか良いんです・・・。日本人だからそう思うのでしょうか。

 

そういえば、ツワの下に生息している小人をコロボックルと言いますが、ツワブキには小人、いないんでしょうか?