来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

引越しました

はてなブログから、丁寧に「最後の更新から1ヶ月です。そろそろ更新しませんか?最近何か思ったことでも綴りましょう」的なメールが来たので、ブログを全く更新していないことを思い出した。

写真も撮っていなかった・・・。いや厳密には一眼レフで撮っていない。iPhoneを持つようになってから、手元にあるこの薄っぺらいなんとも頼りない、でも持っているとかなり便利なこのカメラ付き携帯電話iPhoneで撮ることが多かった。

バタバタとしていたと言えばいいわけなんだけど。

 

5月29日満月、東京から実家がある鹿児島に引越しました。
突然決めたことだったので、職場の引き継ぎや諸々のことで考えないといけないことや、目の前のことをやっつけないといけなくて植物に丁寧に気を使っている時間がなくて、申し訳ない(誰にかわからないけど)・・・と小さい懺悔の日々でした。

 

鹿児島では麹屋で働きます。
従業員がいないとても小さな小さなお店ですが、お味噌・甘酒、とても絶品で地元の人たちに愛されています。ですが、地方ならどこでもよくある話の後継者がいない!それは困る!甘酒が飲めなくなるなんて!そんなのいやー・・・。それなら私が作ります。ということで、東京生活にまったくの未練なくアッサリと東京撤退でした。

でも最後の羽田空港で、じわっとくるものがありました。一人だったのですが、なんだか感傷的になりじわっと。

 

写真は住んでいたアパートからのながめ。ほぼお寺の敷地内だったので、カーテンを開けたらこの景色。Nice View!! 高い建物がなくて空を感じことができたんで、お墓なんて問題なかったです。iPhone撮影

 

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激動とは無縁の人生のつもりでも

前回の記事を書いた次の日に友人が亡くなった。
私とは年齢がちょっと離れており65歳で乳がんだった。
亡くなる10日前に救急車で運ばれて、あっというまに逝った。
近所に住んでいたため、しょっちゅう会っていた。

友人が入院している間、私は東京の部屋を引き払い、実家がある鹿児島に戻ることを決めた。鹿児島でやるべきことができたのだ。突然決めた。

いろんなことが重なり、いろんなことが終わった。そして新しい方向に行くしかない、まだ頭の中が整理できていなくてもなにか清々しい。


写真は関係ないけど・・・

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 開聞岳コリアンダーの花(開聞山麓香料園)

 

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香料園にうっとりするほどたくさん生っていたキイチゴ。粒がでかい!そして甘い。

 

 

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 薩摩富士と別名がつくほどきれいな形をしている、開聞岳(フェリーからのながめ)
トビウオが水面をかっこよくスライディングしたのだけど、写ってないですね・・・。

 

春、はしる

4月に入り、もう下旬を過ぎたような気分。
でもまだ今日は11日。濃い日々を送っており、あっという間に春は進んでいて、
昨日と今日で風景の変化が驚くほど変化してて、その速さにまったくついて行ってません!

それでも時系列に写真をまとめてみたい。
最近やっとiPhoneを持ち始めたので、ここ数回のアップはすべてiPhone撮影の写真です。

 

3月に鹿児島県の指宿市にある香料園に再訪。
朝9時前の光でくっきりきれいない開聞岳。すっとした三角が特徴的。

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すぐに園内で見つけた、おそらくフデリンドウ
色が濃くてラッパ状の開きかたがかわいい。

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これがわからないんです。まだ調べていませんが。

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それより、土に注目して欲しい。粒がとても大きいんです!!初めて見たときはとても驚きました。こんな土があるのか?と。
副園長の宮﨑さんによると、この土は開聞岳が関係しているとのことで指宿はだいたいこの土だそうです。根菜は育ちにくく、田んぼがない。そう、確かに田んぼは指宿で見たいことがないかも。

 

水はけがとてもいいため、ハーブを育てるには好条件なんです。

 

ローズマリー周りの草刈りをする宮﨑さん。この日は日差しがとても強かったのですが、黙々と作業をされてました。草刈り後はお茶の材料にするため収穫もされました。
ハサミでぱちんぱちんと刈り取るたびに香りがたちます。

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果てしなく広い香料園。これが日常の風景ってすごい!

 

 

 

実家のぐるり

春の実家に戻ってました。

この季節を過ごすのはいつ以来だろう。

天気も手伝って、とても穏やかな気持ちがいい日を過ごしました。

 

母校の裏山から見えるプール。この中学校は4月から隣の小学校と合併されます。

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母親とツワブキ採り
炒め煮にしました、おいしい!f:id:grasshouse:20180331175742j:image

 

お決まりの・・・・私の畑
左は緑肥のための「ヘアリーベッチ」秋蒔きにしました。つぼみがたくさんついていたので、これから咲いてくれるかな。右はローマンカモミールほぼグランドカバー状態。花が付く気配なし(涙

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グラジオラスの球根をたくさんもらったので初めて挑戦します。夏が楽しみ。

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ムラサキケマン
たくさん生息していました。そんなことすら知らなかった・・・この季節の実家周辺。

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聖なる春

春分の日です

 

「聖なる春」という言葉を最近知りました。

wikiによると、

 

聖なる春 - Wikipedia

 

自分の誕生日シーズンに入りました。
なのでこの言葉にちょっと反応してしまいましたが、なんとなく響がいい。

聖なる春。

新しい時間の、光の、始まりです。

今年はいつもよりグーンといい写真が撮れますように。

 

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サンシュユ(山茱萸)

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サンシュユ 別名:春黄金花(はるこがねばな)生薬名:サンシュユ(山茱萸)ミズキ科学名,:Cornus officinalis

 

梅が終わりかけ、桜のつぼみが大きくふくらみはじめるころ、

かわいらくにぎやかにポポポポンんん!!と一斉に咲き出すサンシュユ

樹枝全体に黄色い花が密集してついているので、
なんとなく縁起が良さそうなので毎年撮ってしまいます。

秋になると赤い実をいっぱいつけるので、
その光景も豊潤な感じがして大好きな樹です。

この時期、黄色ならロウバイもありますが私は断然サンシュユが好きです。
やはり、実を付けてくれるので。

 

味ですが、見た目はサクランボのようなので甘いのかとおもいきや、酸味が効いて少し甘酸っぱい。というか、まずい・・・・。

ジャムだのシロップだのレシピがあるが、きっとおいしくないだろう・・・
そして作ったが結局食べないのが目に見えているので、
自分で加工したことはまだないです。

種を取り除いて乾燥させた実は生薬として使われます。
煎じたものを薬として飲んだことはあります。
おおまかには滋養強壮として使われることが多いです。「夜間尿」「頻尿」「下肢痛」「腰痛」「老人のかすみ目」etc

 

そう、つまり、高齢者にはうれしい生薬!

 

私はまだ高齢ではありませんが、まあ・・・いろいろと効果的でしたよ。

 

サンシュユというしぶい名前がついているので、アジアだけで使われるのかと思ったら英語名:Cornelian Cherries

というかっこいい名前があったので、検索してみたら東ヨーロッパの方では
積極的に使用されているようでした。

セイヨウサンシュユという名前なので、日本のサンシュユとは若干のちがいがあるかもしれませんが。

 

そうか、、、工夫すればおいしく食べれるのかもしれない。
いろんなレシピのおいしいところ取りをして、今年の秋はがんばってみようかな。

おいしい報告ができればいいのですが。

 

ハニーの思い出 最終回

ハニーの思い出 と題して、植物生態写真家・埴 沙萠さんのことを私のかなり稚拙な文章で紹介してきましたが、今回で最後となります。

 

ハニーの思い出 3 - 来双船note ーきそうせんノートー

ハニーの思いで 2 - 来双船note ーきそうせんノートー

ハニーの思い出 1 - 来双船note ーきそうせんノートー

 

思い出を書くことなんて元々しょうに合わないのに、カツラの葉のことがきっかけで書きはじめてしまいました。
先月末、埴さんの命日だったので、それをキッカケに彼から教わった様々なことを書こうかなと考えていたのですが自分だけの思い出にします。

 

埴さんも私もお酒が大好きで、夜はお互いお酒を飲みながらメールのやり取りをすることがありました。そのため両者、誤字脱字が盛り沢山の文章。
それでもクイックレスポンスで、ほぼチャット状態でした。彼は当時80歳過ぎてましたが、そんなこと関係なかったです。

晩年の牧野富太郎に埴青年が会いに行ったことを何度も書いておりました。

入院先からは送られてくるメールには、あれこれも本にしたいとアイディアが。

 

ひとつ、彼からおそわったことで語れることは、光の使い方。これはとても影響を受け、私の写真は大きく変わりました。光の使い方を自在にあやつることなんて、写真家として当たり前のことなのかもしれません。ですが、自然光ならその時の光の条件なんて、ほぼ2度となくてほんとにその瞬間だけです。埴さんは信じられないくらいきれいな光を被写体の植物に当てていました。

 

どこかの山に登って植物を求めるでもなく、ある場所に定住して、そのまわりに生息している植物たちを埴さんは撮り続けました。私もそんな撮影スタイルにしようと、定住地を探したのですがピンとくる出会いなく。しばらくは、東京を拠点に他の土地を行ったり来たりして撮り続けるつもりです。

 

このブログを誰が読んでいるのかわかりませんが、ひとりでも多くの人に「埴 沙萠・ハニシャボウ」という写真家がいた、ということを知ってもらいたくて書いてみました。うまく紹介ができた自信はありませんが、名前は覚えたと思うので本屋で彼の本を探してみてください。おどろきますよ!

 

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