来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

芭蕉(バショウ)

11月上旬、実家がある鹿児島に帰省しておりました。
滞在中、昼間は気温が26度くらいまであがり、目を開くことも大変なくらいに日差しも強い日でした。(目が慣れてないだけけですが)

 

そんなレーザー光のように強い光をうれしそうに浴びていたのが、実家のお向かいにある親戚宅にもう何年も生息している、芭蕉でした。バナナに間違われますが、私たちが食用としているバナナは日本では温室ではないと育たない、と聞いたことがあります。

バショウ:ショウガ目バショウ科バショウ属バショウ


ラッキーなことに実も、花も付いている!

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偽茎(本当の茎は地下茎)の上から花茎が伸びています。

大きな掃除機のホースのような花茎。

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誰しもがバナナと思うはず。食したことはないですが、パサパサしてバナナのように甘くないらしい。

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このバショウの葉の繊維から糸が紡がれ、有名な「芭蕉布」になります。

芭蕉布を知ったのは、20年ほど前に訪れた沖縄県竹富島でした。絹や棉ではなく、葉っぱから布ができるということに、とてつもなく感動した記憶があります。


布になるまでの工程も簡単なことではなく、根気強く繊細な手作業で糸をつむぎ、織り、一枚の布ができあがるため高価なものですが、1枚だけ薄めのストールを持っています。叔母からのいただきものですが、汚してはいけない!と思い年に数回しか使いません・・・。

シャリっとしてて少し硬めなので、普通のストールのように自在に巻きにくいのですが、それでも首に簡単にかけただけでフォーマルな装いになります。

現在では技術者の高齢化と後継者不足で、生産が減少していると聞きます。やさしい風合いの布、残ってほしいです。

 

だって、バショウ・・いや倍賞千恵子さんも歌ってますもん。

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