来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

晩秋の出会い

それは、晩秋の日差しを低い角度から浴びていたので、より一層キラッと際立っていました。「こんな季節につくし?」と疑ってしまうほどの直立で、思わず二度見。

 

あわててスマホで調べる。すぐにシダの仲間と判明。

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フユノハナワラビ   ハナヤスリ科ハナワラビ属シダの仲間

帰宅してから図鑑で調べてみると、山渓の「野草の名前」では、名前は「フユノハナワラビ」なのだが、ネット情報では「カンワラビ(寒蕨)」が正しい名前で、フユノハナワラビが別名だったりもする。どちらも同じ意味ではありますね・・・。

 

秋に葉と胞子葉を展開するらしいが、私が出会った時には写真にあるように枯れてかけており、葉もなかったのです。晩春には地上部がまるっきり枯れるとのこと。

 

さらに調べていくと、民間療法では全草を乾燥させて煎じ、腹痛や下痢に利用とのことですが、あまり匂いがなかったんですよね。指でもんでみたけど、やはりにおわない。おそらく、薬草としてはかなりマイナーで地味な存在だと思います。
と、思いきや、中国では風邪薬として使うらしいのですが、シダの仲間は分類学的には原始的なものひとつなので、ひょっとすると昔から重宝されていたのでしょうか。シダの仲間の薬草に興味が出て来ました。