来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

クリスマスにキスしマス

あと1週間でクリスマスです。
毎年特別なことをやるわけではないのですが、クリスマスにちなんだこの植物の観察のため都内各所に出かけます。

 

f:id:grasshouse:20171218171026j:plain

ヤドリギ」 ビャクダン科ヤドリギ属  学名:Viscum album  英名:European mistletoe

近年、クリスマスの飾り付けによく使われるようになったので知っている人も増えてきたと思いますが、正体は独立した樹ではなくて寄生植物です。ほとんど落葉樹に寄生せるため、葉がほとんど落ちた冬にまんまるとした姿を見せてくれます。
マリモが宙に浮いているみたい。

ヤドリギは小さい透き通った美しい実をたくさんつけます。

f:id:grasshouse:20171218174530j:plain

ヤドリギの実

この姿からか、多産と豊穣のシンボルでもあり、東洋医学では、葉を生薬として安胎作用として使用していましたが今はほとんど手に入りません。栽培がむずかしいのでしょう。西洋・東洋、同じ使い方をしているのは興味深い。

 

で、なぜクリスマスの植物なのか?ケルトドルイドまでさかのぼってしまうほど、言い伝えには歴史があるようです。
神話的なことはここではけずりますが、クリスマスにヤドリギの下でキスした男女は幸せになるとか、結婚をする。またはヤドリギの下でキスを「しなければいけない」など、とにかく「キス」をすることがどうもポイントのようです。

私はカメラを向けたことしかないので、実体験は語れませんが、外でキスをするのが恥ずかしいカップルは、この季節は流行に敏感な花屋に行けば切り花として売られていますので、購入して部屋につるしてこっそりとキスをするのもいいかもしれませんね。(クリスマスが終わっても大切に観察してくださいね)

ふっ、、今回はキスを連発しました。