来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

けせん団子

 実家の母親は年末には毎年必ず餅をついていたのですが(自動餅つき機で)、
高齢のためもう体がきついとのことで、昨年からやめたそうです。真冬にもち米を研いだりするのは大変ですよね。


そんなわけで、お米屋さんで買ったというお餅と、南九州の方ではおなじみの郷土菓子「けせん団子」が送られてきました。

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 このけせん団子、ニッケイやシナモンと呼ばれるニッケイ属の葉で団子を包んでます。
もう今の時代では使われなくなった言葉かもしれませんが、ニッケイのことを「けせん」と言っていたと聞きます。

同じニッケイ属のクスノキの葉も少しツーンとした芳香がします。けせんの葉も防臭防虫に使われるため、抗菌・殺菌効果あるんでしょうね。

あと、ゲットウの葉で団子を包んだりもします。ちょっとけせん団子と匂いが似てますが、ゲットウ団子の方が香りは高く、こちらは「さねん団子」と言います。ゲットウも抗菌・殺菌効果があるのですが、いずれにしても暖かい地方で作られるため、日持ちさせるために選ばれた葉っぱのようです。


さらにもう一つ、サルトリイバラの葉も使います。これは「かからん団子」と言います。これはほんの〜〜りとした香りです。

それにしても、けせんだの、さねんだね、かからんだの なにそれ?って聞き返したくなる単語で、「ん」が多いですね。ん、をよく使う地域なんです。
「じゃっどん」
とか・・・なにそれ?ですよね。(今年話題の「せごどん」もあります)

いろんな、ん、の団子がありますが、私は一番けせん団子が好きかな。

今回は紫イモの団子でした。

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ちょっとグロテスク。