来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

ロウバイはクスノキ目

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千葉県の大多喜町に今春オープン予定の、mitosaya大多喜薬草園蒸留所にひっそりこっそりと咲いていたロウバイです。

関東に降った大雪のあとに、スノーブーツでお邪魔しましたが、千葉はすぐに雪が溶けてなくなってしまったとのことで、重装備の甲斐なく?と思いきやそれでもじっとしていると寒い日でした。

そんな寒い園内で見つけたのが、ポツポツと開き始めたロウバイです。
「蝋梅」と書くので、梅の仲間と思いきや、実は梅の仲間ではありません。というのは植物好きの人なら知っていることだと思いますが、
では何科の何目?までは追っていなかった。

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ロウバイクスノキ目・ロウバイ科・ロウバイ属 学名:Chimonanthus praecox 英語名:winter sweet

なんと、クスノキ目!なんとなく花の付きかたが、楠と似ているような気もしないでもないが、それは今クスノキ目と知ったからというだけで・・・。
クスノキ目からロウバイに枝分かれするなんて、楠の懐の深さというか、さすが!クスノキ

クスノキの仲間は葉がいろんな用途で使用されている。というとは、おそらくロウバイも薬用に使われてた過去があるんじゃないかと思い、さらに調べたとことやはり花や蕾を乾燥させて抽出した油を「蝋梅油」として、現在を使用していました。(というか、今頃知るなんて薬草写真家を名乗れない、はずかしい)

水虫に効果的なクリームに使われているようで、水虫にロウバイ、だなんてなんとなくイメージがいいですね。

 

だってこのロウバイ
英語名のwinter sweetからわかるように、花が少ない冬に黄色い花を咲かせてくれ、この黄色い花から放たれる上品で甘い匂いに癒されます。
この黄色い花には、リナロールやカンファーといったクスノキと同じ精油成分が含まれているようで、やはり鎮静効果や精神安定作用があるんでしょうね。もっと癒されたいと欲張り、ロウバイの花の香りを嗅ぎすぎて、鼻の穴に花びらが入ってしまったことがありますけどね。

ぜひとも、欲張ってそんな色気のないことにならないようお気をつけください。