来双船note  ーきそうせんノートー

きそうせん 「薬草」に繋がるすべてのこと・ものを乗せた船。 (来双は造語です)

ハニーの思い出 最終回

ハニーの思い出 と題して、植物生態写真家・埴 沙萠さんのことを私のかなり稚拙な文章で紹介してきましたが、今回で最後となります。

 

ハニーの思い出 3 - 来双船note ーきそうせんノートー

ハニーの思いで 2 - 来双船note ーきそうせんノートー

ハニーの思い出 1 - 来双船note ーきそうせんノートー

 

思い出を書くことなんて元々しょうに合わないのに、カツラの葉のことがきっかけで書きはじめてしまいました。
先月末、埴さんの命日だったので、それをキッカケに彼から教わった様々なことを書こうかなと考えていたのですが自分だけの思い出にします。

 

埴さんも私もお酒が大好きで、夜はお互いお酒を飲みながらメールのやり取りをすることがありました。そのため両者、誤字脱字が盛り沢山の文章。
それでもクイックレスポンスで、ほぼチャット状態でした。彼は当時80歳過ぎてましたが、そんなこと関係なかったです。

晩年の牧野富太郎に埴青年が会いに行ったことを何度も書いておりました。

入院先からは送られてくるメールには、あれこれも本にしたいとアイディアが。

 

ひとつ、彼からおそわったことで語れることは、光の使い方。これはとても影響を受け、私の写真は大きく変わりました。光の使い方を自在にあやつることなんて、写真家として当たり前のことなのかもしれません。ですが、自然光ならその時の光の条件なんて、ほぼ2度となくてほんとにその瞬間だけです。埴さんは信じられないくらいきれいな光を被写体の植物に当てていました。

 

どこかの山に登って植物を求めるでもなく、ある場所に定住して、そのまわりに生息している植物たちを埴さんは撮り続けました。私もそんな撮影スタイルにしようと、定住地を探したのですがピンとくる出会いなく。しばらくは、東京を拠点に他の土地を行ったり来たりして撮り続けるつもりです。

 

このブログを誰が読んでいるのかわかりませんが、ひとりでも多くの人に「埴 沙萠・ハニシャボウ」という写真家がいた、ということを知ってもらいたくて書いてみました。うまく紹介ができた自信はありませんが、名前は覚えたと思うので本屋で彼の本を探してみてください。おどろきますよ!

 

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